[クルマ]新型911にエントリーモデルのカレラ&カレラカブリオレを追加
ポルシェは、2019年7月30日、第8世代911のエントリーモデルとなるカレラとカレラカブリオレを発表しました。新型911では、まずはハイパフォーマンスモデルであるカレラSとカレラ4Sがラインナップされ、続いてカレラSカブリオレとカレラ4Sカブリオレが発表されましたが、今回のカレラとカレラカブリオレの追加で、911のモデルラインナップがより拡充されたものとなりました。
ニュー911カレラのクーペおよびカブリオレは283kw(385ps)を発生するツインターボ3ℓ水平対向エンジンを搭載しま、先代モデルより11kW(15ps) パワフルになりました。911モデルのエントリーレベルを担う新しい911カレラの装備と技術的ハイライトは、上位モデルの911カレラSと同様で、10.9インチタッチスクリーンディスプレイを備えたハイクオリティなインテリアと高度なコネクティビティ、ポルシェウェットモードに代表される革新的なアシスタンスシステムなども装備されています。911カレラの特徴としてはカレラSよりひとまわり小さな標準ホイールとブレーキ、そして2本のシングルエギゾーストテールパイプが挙げられます。
911カレラのエンジン、シャシーおよびブレーキは、911カレラSと同じくエクスクルーシブなスポーツカーのために開発されたものです。3ℓ水平対向エンジンの新しいターボチャージャーには小型化されたタービンとコンプレッサーが備わり、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションのPDKがそのパワーをコントロールします。これにより911カレラクーペの0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は293km/hに到達します。スポーツクロノパッケージをオプション装着した場合、この加速タイムは0.2 秒短縮されます。新欧州サイクル(NEDC)による燃費はクーペで9.0ℓ/100km、カブリオレで9.2ℓ/100kmです。
前輪には19インチ235/40ZR、後輪には20インチ295/35ZRのミックスタイヤを採用し、4輪ともに黒くペイントされた4ピストンモノブロックキャリパーと直径330mmのブレーキディスクが装着されます。
ドイツでの価格は911カレラクーペが10万4655ユーロ(約1266万円)、911カレラカブリオレが11万8935ユーロ(約1439万円)、日本での販売価格は未定です。
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