【九島辰也のDRIVEN MADURO】春の訪れはクラシックカーとともに!!
クラシックジャパンラリー2018 R134 スプリング イベントリポート
年々盛り上がるクラシックカーブーム。ワタクシがラリーイベントに参加し始めた2007年頃とは比べものにならないほどイベント数は増えています。しかも一年を通して。
とはいえ、クラシックカーとドライバーに優しいのは春と秋。まだ多少暖機運転に時間がかかりますが、真冬の寒さに耐えながらの苦行とは段違いの季節がやってきました。
つーことで❝クラシックジャパンラリー2018 R134 スプリング❞に参加。数号前にレポートをお届けしたシリーズの春版です。今回もまた戦艦三笠をバックに三笠公園からスタートしました。ちなみにR134は国道134号の意味となります。
今回スペシャルだったのは普段入れない場所への入場が認められたこと。アメリカ海軍の横須賀基地や海上自衛隊の横須賀地方総監部、陸上自衛隊武山駐屯地ってエリアをドライブ。これはいい経験になりました。米海軍基地の玄関では一度クルマから降ろされて、爆発物探知犬らしきワンちゃんがクラシックカーの周りをチェックなんて場面も。いい緊張感です。
ラリーはいつものようにスタンプポイントと❝線踏み❞と呼ばれるPC競技が含まれます。PCは100分の1秒を競うから皆真剣。でも、全体的に参加者全員がフレンドリーなのもラリーの楽しみ。まぁ、主催者がその雰囲気をつくるのでしょうが、このイベントは毎回それを感じます。スタンプポイントから戻るクルマと向かうクルマで手を振り合うのもまた気持ちいい。それもまたラリーの醍醐味ですね〜。
ファンならずとも垂涎! クラシックカー名車図鑑
参加資格車は1919年から1973年までにヨーロッパまたはアメリカメーカーにて生産されたスポーツタイプの車両と主催者が承認した車両。結果、ゼッケン1番は1926年のベントレー、そして最後尾ゼッケン76番はカルマンギアというバラエティに富んだ顔ぶれとなった。編集部が気になったモデルをいっき見せ!