[バイク]男子たるもの永遠のあこがれはライダー!で、今一番"らしい"バイクは…
「しのぎを削る」(しのぎは刀身の膨らんだ部分)、「元さや」、「真剣」…、日常の会話の中に、刀由来の言葉がなんと多いことか! 日本人は刀とは切っても切れない関係(笑)です。とはいえ、日々を奮闘するパパがいかに現代のサムライといえども、本物の刀を携帯することはできません。が、このカタナなら安心して手元に置け、魅力を存分に楽しめます。そう、スズキがリリースした新型カタナです。
ベースモデルは、エンジンなどにスーパースポーツ「GSX-R1000」の流れを汲む「GSX-S1000」というネイキッドモデル。新型カタナも中身はほぼ同様ですが、名車・初代カタナの名に恥じぬよう、刀鍛冶が丁寧に鍛錬するかのように、開発されました。注目はそのデザイン。エッジの効いたタンク、ブラックで統一されたエンジンやシャシー、鈍く光るエキゾーストパイプと、その雰囲気はシンプルながら複雑な表情を見せるまさに刀。また、シートやカウルなどに初代カタナのレガシーをしっかり受け継いでいます。欧州で人気のストリートファイター然とした短くて塊感のある姿は、今どきなスタイルでクールさも満点。でも、高めのハンドルバーや扱いやすいエンジン特性などで乗りやすさを追求しているのがパパにも嬉しいポイントです。もちろん148psという性能を誇るだけに、その気になれば相当にスポーティな走りも堪能できます。
日本刀同様に、眺めてよし、切れ味よしの一台。レザージャケットを鎧にして、休日をともにしたいカタナです。そんなサムライパパに子供だってきっと憧れることでしょう。
SUZUKI KATANA [スズキ カタナ]
価格未定
扱いやすくもスポーティな新型カタナ。レザージャケットとデニムでさらりと乗りつつ、ワインディングでは軽やかに走りを楽しむのがクール。初代カタナ同様、数少ないデザインコンシャスな一台ゆえに、休むたびにその姿に見入ってしまうかもしれません。
初代モデルのレガシーを受け継ぎ
39年ぶりにその名が復活!
未来のバイクとして登場し、瞬く間に世界的人気車となった初代GSX1100Sカタナから39年、初代をオマージュしながら最新技術を盛り込んで「カタナ」が再び登場。
フロントは倒立フォークにブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパーと310mmのディスクを採用。ABSも装備する安心の仕様。前後とも軽量な17インチホイール。
998ccの水冷直列4気筒エンジンは2005年型のGSX-R1000(K5)のエンジンをベースにロングストローク化。扱いやすい特性に。109kW(148ps)/10000rpm、最大トルクは107Nm/9500rpmを発生。
日本刀のようにエッジや陰影を効かせたデザインのタンクとフロント部。広めのハンドルバーも特徴。輝度調整可能なLCD液晶メーターは燃費や電圧も表示可能で視認性にも優れます。
ツートーンの一体型シートは初代カタナを彷彿とさせるもので乗り心地にも貢献します。ライト類はヘッドライトも含めすべてLED。テールは短く、ナンバープレートやリアフェンダーはスイングアームにマウントされる今っぽいスタイル。スーパースポーツをネイキッド化したストリートファイター的でモダンなルックスとなっています。
コケてるところなんて見せたくないから
最新の電子制御システムは大事です
新型カタナは最新の3モードトラクションコントロールシステムを装備しています。この最新電子制御システムは、オフに加え3段階のモードが用意され、状況に応じてエンジン出力を効率よくリヤタイヤに伝えることを可能にしました。モード1はスポーツライディング向きで電子デバイスの介入は最小、モード2は一般走行に適したプログラム、モード3は雨天など悪条件下で最大のトラクションコントロールを発揮するモードとなっています。
問い合わせ先
スズキお客様相談室 ☎0120-402-253