DINING
2025.03.31
【定番vsセブンPB】製造元は同じ!2つの「キャラメルコーン」に違いはあるのか
セブンイレブンで偶然目に入ってきた「7プレミアム キャラメルコーン」。これって、あの昔からある「キャラメルコーン」のジェネリックなの……か?
本家は〇〇だけど、7プレミアムは〇〇!

東ハトの「キャラメルコーン」とセブンプレミアムの「7プレミアム キャラメルコーン」。実はこの2つのお菓子を製造しているのは、同じ東ハトなんです! だからこそ、使用している見た目や味も同じなのかと思いきや……よくよく比べてみると違いを発見しました。
東ハトが製造している2つのお菓子

1971年より発売が開始されてからというもの、50年以上愛されている「キャラメルコーン」。筆者も子どもの頃から食べ続けているため、この赤いパッケージを見ると甘酸っぱい思い出が蘇ってきます。コーンパフと一緒に入っている塩気のあるローストピーナッツは箸休めとしての役割だけでなく、コーンパフに香りを移すことでより美味しくなるように考えられているんだとか。
商品名/キャラメルコーン
価格/オープン価格(購入価格 105円)
内容量/70g
熱量/392kcal
価格/オープン価格(購入価格 105円)
内容量/70g
熱量/392kcal
●東ハト

続いてこちらは、本家のキャラメルコーンと同じ東ハトが製造している「7プレミアム キャラメルコーン」。馴染みある赤いパッケージとは違い、キャラメルを彷彿とさせるカラーデザインになっています。「キャラメルコーン」より容量が10g多いのですが、価格は127円。わずかながら、こちらの方が価格は高くなっています!
商品名/7プレミアム キャラメルコーン
価格/128円(実売)
内容量/80g
熱量/446kcal
価格/128円(実売)
内容量/80g
熱量/446kcal
●セブン‐イレブン・ジャパン
原材料やカロリーは?


こうやって原材料を比べてみると、コーングリッツ(国内製造)から砂糖、植物樹脂、落花生にいたるまですべて同じ並び。違いが出てくるのはここから! 「キャラメルコーン」はバターを使用していますが、「7プレミアム キャラメルコーン」はパッケージに“発酵バターでおいしい”という記載がある通り、バターを使っているようです。はたして、この材料の違いは味にも影響が出ているのでしょうか?

本家キャラメルコーンの70gあたりのカロリーは392kcal(1gあたり:5.6kcal)。7プレミアムの80gあたりのカロリーは446kcal(1gあたり:5.575kcal/)。ほとんどカロリーは同じですね。
味や風味はちょっと違う!

まずは本家のキャラメルコーンから実食。そうそう、この味! 口に入れた瞬間にふわっと広がる、甘くまろやかなキャラメルの風味。そして、このサクサクした食感がクセになります。何個も食べて口の中が甘くなったら、塩気の効いたローストナッツでリセット。すると、最初の1口のような気分で味わえるんですよね。だから止まらない!

セブンイレブンで買ってきた「7プレミアム キャラメルコーン」もいただいてみましょう。本家のキャラメルコーンと比べると色や香りは少し薄め。ですが、軽やかな食感を楽しんだ後に、キャラメルの風味が追いかけてきます。本家と比べると若干キャラメルの風味が少ないように感じますが、これは若干テイストが違って美味しい! ほのかにバターの香りや塩味もあり、食感もこちらの方が硬めです。
7プレミアムの方が好きという人がいても、まったく驚きません。筆者は甘党なので本家派ですが、家族は満場一致で「7プレミアム キャラメルコーン」派でした。
7プレミアムの方が好きという人がいても、まったく驚きません。筆者は甘党なので本家派ですが、家族は満場一致で「7プレミアム キャラメルコーン」派でした。
甘党なら本家だけど……?

本家のキャラメルコーンはパンチのあるキャラメルの風味を、7 プレミアムのキャラメルコーンは甘さ控えめでよりサクサクとした食感を楽しめます。正直、「結局のところ本家一択でしょ!」と思っていたので、ここまでクオリティが高いとは! 7 プレミアムの方は価格が少し高めですが、想像以上に美味しかったのでセブンイレブンで見かけたら、また買ってみようと思います。