TOP / DINING / 【街中華】下北沢「珉亭」!地域で愛される「ラーチャン」をいただく
【街中華】下北沢「珉亭」!地域で愛される「ラーチャン」をいただく

【街中華】下北沢「珉亭」!地域で愛される「ラーチャン」をいただく

3食ラーメンでもオッケーな筆者が街をプラプラしながら至福の一杯をいただきます。今回は芸能人もファンの多い老舗街中華屋で「ラーチャン」を堪能すべく、下北沢「珉亭」へ行ってきました。

シモキタの老舗街中華は「世界で3番目にうまい店」!?


創業1964年、下北沢の老舗街中華「珉亭(みんてい)」。店先には「世界で3番目にうまい店」と書かれた貼り紙が。読んでみると、1番うまいもの「あなたのオフクロの味」、2番目は「おやじのスネの味」、そして3番目に「珉亭のソバの味」というなんとも愛に溢れたキャッチフレーズ。地域で長年愛されてきた理由が何となく分かる気がします。


昼どきには行列ができる人気店


ラーメン店


土曜日の11時50分頃に訪れたところ、すでに店内は満席。8組ほど並んでいるお客さんもいました。ちなみに店内は1階がカウンターと2人用テーブル席がいくつかあり、2階はお座敷になっていて大人数向けの席があるそう。ちなみにかつてアーティストの甲本ヒロトさんや、俳優の松重豊さんがアルバイトをしていたことでも有名なお店なんですよ〜。


お客さんのほとんどが注文する「ラーチャン」


20分ほど順番待ちをして待望の入店! 店先や店内には芸能人のサインやフジテレビ系列で放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナー「きたなシュラン」にて星3つを獲得した際の認定証や、記念の人形も飾ってありました。芸能人がロケしたお店で食事ってなんだかテンションあがります♡


さて、さっそく注文。そのメニューの多さに少し驚きつつ、他のお客さんの様子を見ていると、みなさん一様に「ラーチャン」を頼んでいました。


ラーチャン
※メニューの一部。メニュー表の裏表にぎっしりメニューが並んでいます。

ちなみに「ラーチャン」とは半ラーメンと半チャーハンのセットのことです。早くこないかな、待ち遠しい!


ラーチャン到着


ラーチャン


こちらが珉亭の人気メニュー「ラーチャン」です。箸休めにキムチのようで辛味が無いお新香がついてきます。ラーメンを先に紹介したいところですが、まず目に飛び込むのは「赤いチャーハン」ではないでしょうか。私は運ばれて来た時に目を疑ってしまったほど。紅生姜? 梅? 見れば見るほど謎が深まります。


実はこちらのチャーハン、食紅で色づけしたチャーシューを使用しているため、全体的に赤いんです。中国の伝統的な赤いチャーシューをリスペクトして、珉亭では食紅を使い、本場のチャーシューを再現しているのだとか。


チャーハン


パラパラ感としっとり感が絶妙なバランスのチャーハン。もちろん赤いチャーシューも良いほぐれ具合で入っていますよ。鶏がらスープのような風味が加わり、あっさりなのにコクがあって、食べる手が止まりません。


ラーメン


さて、ラーメンもいただいてみます。琥珀色のスープにほうれん草、チャーシュー、海苔、ネギが散らしてある「懐かしい系」のラーメン。


ラーメン


ここまで透き通ったスープは初めて出会ったかもしれません。代々受け継がれる仕込みの丁寧さを感じられる一杯に感動!


ラーメン


極細麺が優しい味のスープにとてもマッチしていて、最後まで飽きのこないラーメンを堪能できました。


店名/珉亭
商品名/ラーチャン
価格/935円


どこか懐かしい店内で至福の1品はいかが


地域で長年愛される理由が店先のキャッチフレーズの他に、ラーチャンを通して感じられました。代々受け継がれる赤いチャーハンや昔懐かしいラーメンは、たくさんの人の心をつかむであろう1品でした。


珉亭へのアクセス



店名/珉亭 
住所/東京都世田谷区北沢2丁目8−8
営業時間/11:30~23:30
定休日/月曜 ※祝日の場合は翌日休
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、情報が異なる場合があります。


●珉亭
03-3466-7355


原 結
食べ歩きや旅行、アウトドアが大好きなアクティブ系女子。旅先でもショッピングは二の次、自然とのふれあいを求めてしまうタイプです。話題のレシピや新商品のレポートなど毎日の暮らしに役立つ情報をお届けします。

  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS