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【ランニング】気になるブランド「On」のシューズ!その履き心地は?

【ランニング】気になるブランド「On」のシューズ!その履き心地は?

最近気になるスポーツブランド「On」のランニングシューズ。その履き心地を試しに行ってきました。On独自の世界特許技術CloudTec®(クラウドテック)と呼ばれる、最高峰のクッショニングテクノロジーを搭載した「クラウドモンスター 」と最先端のテクノロジーCloudTec Phase™(クラウドテックフェーズ)を搭載した「クラウドサーファー」、その感想はどちらも素晴らしく「快適」でした。

履き心地が快適!久々に感動したランニングシューズ

クラウドモンスター
引用元/On。
「ヤバイ!ヤバイよ、これ」。

筆者は思わず叫んでしまいました。足元にはOnの「クラウドモンスター」。

なにがスゴイかって、とにかく履いている足が快適すぎて…。甲高幅広の筆者の足、これまで履いていたスニーカーには、重くて、ホールド感よりも足を締めつけるような疲労感を抱いていましたが、クラウドモンスターにはその不快感が無い。

シューズを履くことにストレスがなくなる、そしてこんなにも幸福なことなんだと驚いていました。

水撒きのホースから生まれたシューズ

創設時の試作品
引用元/On。
この快適さ、すべてはCloudTec®(クラウドテック)と呼ばれる、Onならではのクッショニングテクノロジーに隠されているらしい。

「そもそもOnは、創設者の一人で、元トライアスロン選手のオリヴィエ・ベルンハルドが引退後に足を痛めない、足に負担のないシューズが欲しい、そんな発想から生まれました。CloudTec®の始まりは、水撒き用のゴムホースを切って作ったものだったんですよ」とオン・ジャパンのPR担当、前原靖子さんが教えてくれました。
Onは、2010年設立の後発のスポーツブランド。当時は、いろいろなスポーツブランドからフットウェアのテクノロジーは出尽くしたかのように思われていましたが、元アスリートならではのユニークな発想の元、自身でトライ&エラーを積み重ねて、本当に納得ゆく比類なき一足にたどり着いたといいます。

ユニークでインパクトのある「モンスター」なプロフィール

クラウドモンスター
引用元/On。
そんなCloudTec®を搭載した「クラウドモンスター 」。

まずは見た目では、それまでのOnのシューズに比べてソールが厚く、CloudTec®の特徴である空洞が段違いになった配列やデザインもユニーク。

一見重そうに見えながら、実際は275g(26.5cm)。見た目に反する軽さです。まさに「雲の上を走る」履き心地の一因になっていると思います。
機能面からも、CloudTec®に加え、アウトソール内部に配したSpeedboard®(スピードボード)というプレートによって、ランを強力にサポートする反発力を発揮するそうです。

実際、軽く走ってみると前に進む感じが半端なかったです。しかも、新色をはじめ、現在のスニーカーブームを牽引するようなオシャレなデザインとカラーリングで、ランニングだけでなく、デイリーユースにもファッションアイテムとして履けそう。

軽くて快適なため、立ち仕事や移動の多い仕事にもきっと重宝します。本当にスゴい、このシューズ。
クラウドモンスター
引用元/On。
商品名/クラウドモンスター
価格/1万8480円
カラー/メンズ:Undyed-White | Creek、Cream | Dune、Undyed-White | White、Iron | Hay、Frost | Cobalt、All Black、Acai | Aloe
ウィメンズ:Undyed-White | Creek、Rose | Cork、Undyed-White | White、Nimbus | Hay、Glacier | Meadow、Black | Magnet
サイズ/メンズ:25〜32cm、ウィメンズ:22〜28cm

ドミノ倒し?波に乗るような快適なフロー感

クラウドサーファー
引用元/On。
今回はもう一足試着。見た目には柔らかいイメージを醸し出す「クラウドサーファー」。

実はこの名前、Onが最初につくったモデルの名前をそのまま引き継いだ、アップデートモデルだといいます。世界のランニングシューズに再びセンセーションを起こす、という意味合いからも「クラウドサーファー」の称号を与えたのだそう。

最先端のミッドソールテクノロジー CloudTec Phase™(クラウドテックフェーズ)を搭載。ミッドソールの空洞がドミノ倒しのように少しずつ斜めに配されて、後ろの方から前へつぶれていくことでランナーの推進力を高めていくそう。また、あえてSpeedboard®を搭載しないことで大幅な軽量化を実現。
履いてみた感想は、クラウドモンスター同様、最高に快適なフィーリングです。アッパー素材の違いからやや包まれてる感を意識しました。また、立っていると「フワッ」と感じます。これが雲の上の感覚? と思っていたら、「サーフィンです、波に乗ってる感覚、だからクラウドサーファー」と前原さん。

うん、納得。このフロー感は気持ちが良い。しかも歩いたり、走ったりすると、軽く蹴り出しがいいのに安定感があってグッドパフォーマンスが期待できると感じます。

ランニングはもちろん、柔らかく洗練されたデザインとカラーリングからタウンユースとしても足元を彩ってくれるでしょう。
クラウドサーファー
引用元/On。
商品名/クラウドサーファー
価格/1万8480円
カラー/Creek | White、White | Frost、All | Black、Flame | White(メンズのみ)、Heather | White(ウィメンズのみ)
サイズ/メンズ:25〜32cm、ウィメンズ:22〜28cm

パリ五輪の表彰台の足元にOn

本当に驚きと感度を覚えた今回の試着。個人的には最初に履いた衝撃が強かったせいもあり、クラウドモンスターの方が好みですが、ランニングの競技スタイルや個々の足との相性、さらにデザインの嗜好によって、選択肢は様々でしょう。

そんなOnの目標は、パリ五輪。どの競技とはいいませんが表彰台の足元にそのシューズが輝いていることを目指すそうです。 It's On !
鶴田茂高(ツルタシゲタカ)
気持ちいいと感じた音を多くの人に伝えたいと願う音楽愛好家。グルメ、酒、ファッション等もお伝えします。
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