[ライフ]小橋賢児の子育てパパ日記連載第8回「自然に触れる原体験こそ、子供にはいい」
子供の成長に一番なのは、自然に触れさせること。最近は、魚が切り身のまま泳いでいる…と思っている子もいるらしいですね。それはやっぱり本物を見ていないからです。
そこで、今回は息子に野菜がどうできるかを教えたいのもあり、収穫体験付きのグランピン施設『ザ ファーム・キャンプ(https://www.thefarm.jp)』に行ってきました。この施設、畑があって農作物の収穫ができるんです。実際、収穫を体験してみて息子は「とったどー」と楽しんでいました(笑)。
今はその行為自体の意味がわからなくても、自分たちが食べているものが自然からできていることを体験してもらいたいんです。情報化社会だからこそ、息子には自分たちが口にしているものが、自然から取れているということを経験から知ってもらいたいんです。
知識というのは情報から得られるけど、本当の知恵っていうのは肉体や自然を通しての体験からしか育まれないと思っているので。ただ都会にいると実際に畑などに触れる機会ってあまりないので、何か似たような体験ができないかなと思ったんです。それで僕がプロデュースしたキッズパーク『PuChu!』にもぬいぐるみではありますが、野菜収穫の疑似体験ができるアトラクションを作りました。
で、せっかく千葉に行ってきたので、実際に動物に触れられる「マザー牧場(http://www.motherfarm.co.jp)」にも立ち寄ってきました。
動物園もいいんですが、実際に動物に触ってその体温や感触を感じてもらいたいので。小さい頃からいろいろな体験をしていくことで、大人になって役立つことがひとつでもあればと思っています。
小橋賢児 こはしけんじ
1979年8月19日生まれ。8才で芸能界デビュー、以後数々のドラマや映画、舞台に出演するも2007年に俳優活動を休業。2012年、長編映画「DON''T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ アワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW受賞。また『ULTRA JAPAN』のクリエイティブ・ディレクターや『STAR ISLAND』の総合プロデューサーを歴任。世界規模のイベントや都市開発などの企画運営にも携わる。