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【リアルバイ】タオルから生まれた不思議な着火剤「今治のホコリ」で火おこししてみた

【リアルバイ】タオルから生まれた不思議な着火剤「今治のホコリ」で火おこししてみた

パッと見ではとても着火剤に見えない、カラフルでおしゃれな「今治のホコリ」。かわいいだけで着火剤のパワーはそんなにじゃないの〜なんて失礼ながら最初は疑っていた筆者でしたが、ごめんなさい! これはめちゃくちゃ優秀です。

今治のホコリってなに?

商品名/今治のホコリ
価格/660円
内容量/1個(約40g)
原材料・素材/ホコリ:綿100%、ケース:ポリ塩化ビニル。
先日筆者が訪れた、アウトドアグッズが揃うセレクトショップで一際目を引いたのがこの「今治のホコリ」。これは、おしゃれなタオル⋯⋯ではなく、着火剤なんです! 

本当にホコリでできた着火剤

今まで見た着火剤の中でダントツに、おしゃれでカラフルなパッケージ。
中身は使いやすいように小分けにされ、それぞれがまとまっています。

まず「ホコリ」というネーミングに驚きますが、本当にタオルの名産地・今治の染色工場で出てきた、正真正銘、本当のホコリなんだそう。実際に触ってみるとよくわかります。
ほこり……というより、感触で言うと柔らかいフェルトのような感じです。

サステナブルな観点から生まれた商品

商品開発元・今治のタオル染色工場・西染工株式会社では、染色後のタオルの乾燥時に、きれいなホコリが乾燥機フィルターに残るそうです。その量、なんと1日に約240リットル! 

サステナブルの観点から廃棄物を減少させるため、ホコリをこんなにおしゃれな着火剤として生まれ変わらせたそうです。すごいアイデア! 

早速着火してみよう! 

早速、年始恒例のたき火で使用してみることにした筆者。庭の小枝を集め、今治のホコリを下に仕込みます。

ファイヤースターターでも簡単着火できる

この今治のホコリは、ファイヤースターター(火打ち石)で簡単に着火できることで有名だそう。筆者はファイヤースターターを持っていないので今回はライターを使用しました。ファイヤースターターでの着火に以前から憧れていたので、今度挑戦してみたい! 

あっという間にたき火の完成! 

今治のホコリにライターで火を着けただけですが、40秒程で小枝にも火がまわって立派なたき火が完成。今治のホコリは5分程しっかり燃焼していました。

新聞紙での着火と比較してみた

筆者がいつも着火で使用している新聞紙。どこのご家庭にもある新聞紙での着火は、なんといっても気軽さが良いです。

普段は新聞紙での着火でも十分満足していますが、今治のホコリと比較して燃え方や使い勝手がどう違うのか、具体的に見てみることにしました。いつものように新聞紙数枚を丸めて火を着けます。

新聞紙はすぐに燃え尽きてしまう

新聞紙は簡単に火をつけられ、すぐに大きな火力が得られるのが良いですね。今治のホコリと同じくらいのタイム、40秒くらいで立派なたき火ができました! 
でも、新聞紙自体の火力は3分も続かず、あっという間に燃え尽きてしまいました。新聞紙での火起こしでは、火種が消える前に急いで枝や薪に火を移す必要があります。
新聞紙での火起こしの際、風が強いと黒い燃え殻がパラパラと散ることも。衣服や焼いている食べ物に付着したら意外と厄介なんですよね。
新聞紙を使用した着火でも、十分簡単な火起こしができました。ただ、今治のホコリを使用するとより簡単に快適に火が起こせるなぁという感想です。

今治のホコリなら炭への着火も簡単! 

今治のホコリは着火が簡単なだけではなく、10gで約4〜5分の間一定の火力で燃焼し続けてくれます。これは、着火まで時間がかかる炭でも十分に着火可能な燃焼時間です。BBQでも活躍してくれそうですね! 
また今治のホコリは、燃え尽きた後に灰がコンパクトにまとまるので片付けが楽です。

キャンプを盛り上げてくれる! 

今治のホコリはサステナブルで燃やしても嫌な匂いがなく、おまけに片付けが楽。カラフルで可愛い見た目がキャンプを盛り上げてくれます。ファイヤースターターでの火起こしに挑戦してみたい方にはピッタリです。
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