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【東京公園ガイド】大人のデートにいかが?都心のオアシス「日比谷公園」を散策してみた

【東京公園ガイド】大人のデートにいかが?都心のオアシス「日比谷公園」を散策してみた

お出かけ好きな筆者が今回立ち寄ったのは、東京都千代田区にある「日比谷公園」。大都会の中にあるオアシスとして愛されていますが、実際に歩いてびっくり! 想像以上に、大人の散策デートにぴったりなスポットでした。

GWには大型イベントも開催!

今回降り立ったのは、日比谷駅。東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線といった3路線が乗り入れていて、都内近郊からアクセスしやすい立地です。日比谷駅から一歩出てみると、オフィスビルが立ち並んでいて、特に平日は多くのビジネスマンが足早に歩いていく姿が目立ちます。自然と早足になってしまいそうになりますが、今日は久しぶりの夫婦でのお出かけ。のんびりとした時間を二人で楽しみたいと思います。
目的地は、日比谷駅からすぐの場所にある「日比谷公園」。日比谷公園のすぐそばを通ることはこれまでも度々あったのですが、散策するのは初めてです。

入口付近にあった看板などを見てみると、幕末までは大名屋敷、明治になると陸軍練兵場になった歴史があるそうです。その後、1903年に市区改正設計によって、日本初の洋風公園である日比谷公園が開園。2023年には120周年を迎えています。

広々とした公園でゆったり

つい先ほどまで高層ビル街の中を歩いていたとは思えないほど、空が広々と開けています。この日は4月としては気温が高めで、昼時には25度を記録。半袖でも心地よく過ごせる陽気でした。芝生ではレジャーシートを広げてピクニックをしていたり、日陰ではゆったりと本を読んでいたり。思い思いに過ごしている人がいて、なんだかほっこり。
気分良く散策していると、四季折々の花々を発見。平日の昼間だったこともあると思いますが、公園内には花々を整備している作業員が多くいて、とても丁寧に手入れされていました。だからこそ、どこを見ても花々が生き生きとしているのですね。
西洋風の公園が多いと思ったら、このように和を感じられる池も! こちらは「雲形池」。池の中心エリアには鶴の像もあり、こちらは日本で3番目に古いものなんだとか。秋には紅葉を、冬には凍結した美しい姿を見せてくれるそうです。
日比谷公園内には、このような歴史を感じられる売店もあります。なんだか絵になりますよね。ちょっとネットで調べてみると以前は6店舗ほどあったそうですが、現在は2店舗のみ。公園内にはベンチが多く設置されているので、こちらでお菓子や飲み物を買って日光浴をしながらリラックスすることもできますね。

歴史ある飲食店も

スポット名/日比谷 松本楼
住所/東京都千代田区日比谷公園1-2
営業時間/11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)。
噴水広場のすぐそばには、趣を感じられる「日比谷 松本楼」があります。創業は1903年(明治36年)、そう日比谷公園と同じタイミングでオープンしたお店です。日露戦争大祝捷会など、歴史的な会合の舞台となっていることでも知られています。1階は洋風レストラン、3階は仏蘭西料理レストランになっていて、ガーデンテラスも併設。ランチタイムだったこともあり、入口部分には列もできていました。
このほかにも店内から日比谷公園を眺められる「タリーズコーヒー」やガーデンレストラン「日比谷サロー」もあり、ゆったりと会話も楽しめます。ただこれらの店舗も混雑していることが多いので、時間帯には注意が必要です。

GWは「Hibiya Art Park 2025」を開催

日比谷公園大音楽堂などのスポットで1年を通してさまざまなイベントを開催中。特に今年のゴールデンウィークは、4月25日〜5月11日の日程(第1期)で“Transformed Composition -組み合わせと見立てで遊ぶ-”をテーマに「Hibiya Art Park 2025」が行われます。著名なアーティストの作品と日比谷公園の自然を組み合わせた、迫力あるアート体験を楽しめます。

皇居や帝国ホテル、日生劇場に好アクセス

日比谷公園のすぐ近くには、皇居や帝国ホテル、日生劇場といった人気のスポットが多く立ち並んでいます。特におすすめしたいのが、徒歩約15分(電車利用で約10分)の距離にある銀座エリア。老舗の百貨店をはじめGinza Sony Parkなども多数オープンしているので、新たな体験も楽しめるはずです。特に筆者はベルギーワッフル専門店「銀座マネケン」が大のお気に入り。ぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名/日比谷公園
住所/千代田区日比谷公園
営業時間/常時開園
●東京都公園協会
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