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【温泉食堂】孤高のキャンプライターが推す、奥多摩町「もえぎの湯」の根っ辛そば

【温泉食堂】孤高のキャンプライターが推す、奥多摩町「もえぎの湯」の根っ辛そば

一人旅を愛する筆者が今回訪れたのは、東京都西多摩郡奥多摩町の「もえぎの湯」。リニューアルオープンした景色も良い隠れスポットでのんびり。ドライブコースにある温泉場をレポート。

温泉食堂こそ、地域グルメをゆったり楽しめる隠れスポット

温泉食堂は基本的に温泉客しかいないため、混雑することが少なく、その土地ならではのグルメや素朴な味わいの料理が楽しめます。

実は、混雑したお店で食事をするのが苦手な筆者。日帰り温泉に併設された食堂なら窮屈な思いをせず、ゆったりと食事が楽しめるのでとても気に入っています。

今回は東京都西多摩郡奥多摩町「もえぎの湯」

今回は東京都西多摩郡奥多摩町にある「もえぎの湯」へ行ってきました。国道411号線沿いにあり、駅からも近いため、観光客や地元の人などたくさんの人が訪れる温泉となっています。取材時はリニューアルオープンしたばかりであり、以前との違いを確認したかったので来てみました。
リニューアルにあたって館内のレイアウトに大きな変化はなさそうですが、露天風呂の柱や壁が立て直されていました。以前と変わらず露天風呂からは木々や山々が見えて、開放感ある雰囲気はそのままです。ちなみに今回入店したときに記念品をいただくことができました。

もえぎの湯の根っ辛そば

今回食べる物をあまり決めてなかったのですが、券売機で目にとまった「根っ辛そば」を注文しました。ネーミングからしてそそられます。

奥多摩産のワサビを使用しているようで、茎とすりおろしのワサビが添えられています。さっそく食べてみるとしっかりと冷水で締められたコシのあるそばで、風呂上がりの火照った体にピッタリな味。ワサビを加えてみるとさわやかな風味と辛味が広がり、どこか甘さも感じられます。ワサビを多めに付けても辛すぎないのが不思議でした。
その他のメニューもご飯ものの他おつまみ系が充実しており、カウンターで焼き鳥とビールを楽しむ人もちらほら。奥多摩産のヤマメを期待して川魚の塩焼き定食を食べたかったのですが、仕入れ状況の問題でヤマメが提供できないとのことなので、今回は違うものを選びました。
風呂上がりにピッタリなビンのコーラの自動販売機もあります。夏場だったら間違いなく買っていたでしょう。その他お土産物も食堂付近にたくさん並んでいたので、風呂上がりの休憩のついでに探すのもいいのではないでしょうか。
もえぎの湯の近くには白丸ダムがあり、ここにはダムの上流と下流を魚が往来できるように「魚道」という水路が設けられているそうです。また奥多摩ではヤマメの養殖が盛んにおこなわれており、天然物では難しいヤマメの刺身が付近の飲食店で提供されています。今回味わったワサビをはじめ、自然豊かな環境を活かした名産品がたくさんあるので、また温泉巡りのついでに奥多摩のグルメを味わいに来たいと思います。
奥多摩温泉もえぎの湯
所在地/東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
TEL/0428-82-7770
営業時間/4月~11月    10:00~20:00
12月~3月    10:00~19:00
休館日/月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
料金/大人1050円、小人600円
取材・文/田中一馬
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