TRAVEL
2025.06.01
【ひと駅散歩】東京メトロ表参道駅~明治神宮前(原宿)駅の伝統の路地裏と新たな息吹
散歩好きな筆者が、ブラブラと歩きながらすてきな場所を見つける「ひと駅散歩」。今回歩いたのは、東京メトロ千代田線表参道駅から明治神宮前(原宿)駅まで。お洒落な街のイメージがある表参道と、若者で賑わう元気な街原宿エリアの路地裏をブラブラしました。
東京メトロ表参道駅に降り立った!

スタートは東京メトロ千代田線表参道駅。筆者が散歩したこの日は土曜日ということもあり、たくさんの通行人で賑わっていました。特に海外からの観光客が多かったイメージです。
戦前の石灯篭が今も残る表参道駅前交差点

表参道といえばハイブランドの旗艦店が並び、ファッション最先端の街という煌びやかな印象が強い一方で、そもそも明治神宮への参道。表参道駅前の交差点付近にはとても大きな石灯籠が鎮座しています。1920年の明治神宮創建時に建立されたもので、太平洋戦争中に表参道が山の手空襲で壊滅的な被害を受けましたが、その生き残りなのだそう。普段何気なく通り過ぎていましたが、そんな歴史を見つけられるのも街歩きならでは。
ビルの谷間にあらわれる秋葉神社

表参道駅前交差点の近くでひっそりと佇む神社を発見しました。洒落たビルが立ち並ぶ一角という意外な場所ですが、2019年に改築された真新しい拝殿や鳥居、そして狛犬は周囲の青山の街並みによく溶け込んでいます。
小さいけど歴史ある大松稲荷神社

表参道と青山通りの交差点から少し歩いた先に小さな稲荷神社を見つけました。こちら大松稲荷神社は、江戸時代後期、天保の時代に創建され、渋谷にある金王八幡宮の境外末社なのだそう。五穀豊穣の神様『宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)』が御祭神です。
今も現役!老舗の山陽堂書店

明治24年(1891年)創業、表参道の老舗書店です。2階にギャラリー、3階にカフェを構え、木のぬくもりが本と調和しているあたたかい雰囲気の店内ですよ。
駅近だけどちょっと奥まった所に浄土宗 南命山 善光寺

慶長6年(1601年)、徳川家が谷中に信州善光寺の別院として設けましたが、火事で焼失したため、現在の青山に移されたそうです。境内には勝海舟の撰文による高野長英の碑や、明治初期に人力車を発明した和泉要助、鈴木徳次郎、高山幸助の功を伝える人力車発明記念碑もありますよ。
【筆者が厳選!】表参道~神宮エリア路地裏グルメ行列店3選
HIGUMA Doughnuts × Coffee Wrights

KOFFEE MAMEYA

クレープとエスプレッソと

神宮に新たな息吹、ハラカドとオモカド

表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に、東急プラザ原宿「ハラカド」が2024年グランドオープンしました。対面にある東急プラザ表参道原宿は、東急プラザ表参道原宿「オモカド」に名称を変更し、神宮エリアに新たな文化拠点施設が誕生! 筆者が散歩したこの日は休日というのもあり、たくさんのお客さんで賑わっていました。

ハラカドの6F・7Fには無料で入場することができる屋外テラスがあると聞き行ってみることに。
テラスからは真正面に東急プラザ表参道「オモハラ」、その後ろには天気が良ければ東京タワー、六本木ヒルズといったランドマークを見渡すこともできるそうです。散歩したこの日は靄がかかって見えず、残念! 晴天を狙ってまた行ってみたい。
緑豊かな開放感のあるテラスで、テーブルやベンチも用意されていましたよ。食事やショッピングを楽しんだ帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
テラスからは真正面に東急プラザ表参道「オモハラ」、その後ろには天気が良ければ東京タワー、六本木ヒルズといったランドマークを見渡すこともできるそうです。散歩したこの日は靄がかかって見えず、残念! 晴天を狙ってまた行ってみたい。
緑豊かな開放感のあるテラスで、テーブルやベンチも用意されていましたよ。食事やショッピングを楽しんだ帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
明治神宮前(原宿)駅に到着

散歩を開始して、気づいたらもう夕方! 今回散歩した神宮エリアは買い物がてらブラブラすることはありましたが、路地裏は滅多に行くことがないのでとても新鮮でした。
表参道や原宿というと、お洒落で煌びやかなイメージがありましたが、一歩奥地へ入るとお寺や神社があり静けさのある街並みが広がっていて新たな神宮エリアの顔を発見できました。次の街ではどんな出会いが待っているのか、散歩好き筆者のひと駅ぶらりは続きます。
表参道や原宿というと、お洒落で煌びやかなイメージがありましたが、一歩奥地へ入るとお寺や神社があり静けさのある街並みが広がっていて新たな神宮エリアの顔を発見できました。次の街ではどんな出会いが待っているのか、散歩好き筆者のひと駅ぶらりは続きます。