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もう後戻りできない!? トヨタ アルファードの快適ディーラー装備3選レポート

もう後戻りできない!? トヨタ アルファードの快適ディーラー装備3選レポート

アルファード Z ハイブリッドを新車購入してもうすぐ1年。総支払額753万円超の買い物で選んだオプションの中から、本当に良いと感じた3つの装備をレポート。

「これ、本当に必要か?」迷いに迷ったディーラー(オプション)装備

昨年の2025年5月、筆者にトヨタ アルファードZハイブリッド(2WD)が納車されました。総支払額は753万7395円を現金一括で購入。中間グレードにあたる「Z」にオプション装備をいくつか加えた総額になっています。
購入前はオプションのページを眺めながら「これ、本当に必要か?」と何度も考えました。価格を見るたびに手が止まって、「まあ、なくてもなんとかなるか」と自分に言い聞かせそうになった装備たち。

ところが、今では「これ無しでどう乗っていたんだろう」に変わっています。毎週末の家族での移動、平日の通勤、ちょっとした遠出といった乗り方から、3つのオプション装備について実感したことを挙げてみましょう。

1. ユニバーサルステップ(6万6000円)がありがたい存在に

前のクルマは三菱・デリカD:5でした。筆者が乗っていたモデルにはステップを付けていなく、乗り込むたびに体をぐっと持ち上げていました。それに慣れていたし、不満に思ったこともありません。「そういうものだ」と思っていたので、アルファードに乗り換えるときも、ユニバーサルステップをつけるかどうかは迷いました。
アルファードのユニバーサルステップ(両側)は、スライドドアを開けるたびに自動でせり出してくる純正オプションです。ステップ高は約22cm。数字だけ見るとピンとこないかもしれませんが、実際に使ってみると、この「一段」の差がかなり大きい。

実際にステップがある状態で子供を乗せたとき、すぐにその変化に気づきました。子供が自分でさっさと乗り込んでいくので、手を引く必要がない。降りるときも気を遣うことが減りました。子供はステップを踏んで、危なげなく地面に降りていきます。
大人でも乗り降りが楽に感じます。体を持ち上げる瞬間がなくなるので、乗り込む動作がスムーズに。特に両手に荷物を持っているとき、手がふさがった状態で乗り込もうとすると、ステップがないとどこかで踏ん張らなければいけない瞬間があります。それがステップひとつで解消されました。

また、両親を連れて出かけたとき、ステップの存在が一番ありがたかったです。高齢になると、段差のある乗り込み動作は思っている以上に負担がかかります。手を貸さなくても、自分のペースで乗り降りできていました。

一度この感覚に慣れてしまうと、ステップなしのクルマに乗ったときにその差を体で感じると思います。

2. サイド&独立ムーンルーフ(13万2000円)は開けた瞬間、空気が変わる

ムーンルーフは「あったら気持ち良いかも」くらいの感覚でつけました。スペック上の価値より、雰囲気で選んだという理由の方が大きいです。ところが、実際に使ってみると価格以上の満足感がありました。
機能としては、前後席に電動で開くサンルーフが備わっていて、2列目の左右席それぞれのシェードを個別に開閉できます。「前だけ開ける」「後ろだけ開ける」「左だけ開ける」といった細かい調整ができるのが、使い始めてから地味にありがたいと感じている部分です。

そんな機能よりも、実際に使い始めて驚いたのは開けた時の光の量が変わるだけで、車内の印象が驚くほど変わるということでした。
全開にした状態で走ると、後部座席に光が差し込んで、車内がまるで別の空間になります。子供が「空が見える」と言って天井を眺めていました。それだけのことでも、不思議と移動が旅らしくなります。
2列目左右を独立して操作できるのも、家族連れには地味に助かります。後席の子供が開けたがっているのに、前席は閉めたままにしておけます。

「必需品か」と聞かれたら迷うかもしれませんが、「付けるべき?」と聞かれたら、「つけて良かった」と即答できます。

3. 快適温熱シート&ベンチレーションシート(Zグレード以上装備)は、エアコンより効く

ZとExective Lounge以上のグレードは全車、運転席・助手席だけでなく、後部座席にも快適温熱シート&ベンチレーションシートが標準でついています。この装備は車両グレードで決まるので、購入時点では「まあついてるならいいか」くらいの感覚でした。「シートから風が出る」という機能がどれほど実用的なのか、ピンとこなかったし、正直あまり期待もしていませんでした。
初めてシートベンチレーターのスイッチを入れたのは、夏の昼間にスーパーの駐車場から乗り込んだとき。炎天下に停めていた車内は当然むっとしていて、エアコンをつけながら、試しに入れてみたところ、数秒で背中の暑さが涼しさに変化しました。
エアコンで車内全体を冷やすには時間がかかります。しかし、シートベンチレーターは座面と背もたれに直接作用するので、体感温度が早い。だんだん「冷えてきた」という感覚より前に、一気に「暑くなくなった」という感じです。
冬も同様で、寒い朝に乗り込んで、シートが温まるまで縮こまって待つ…。そういう間がなくなりました。スイッチを入れた瞬間から、一気に体へ「温かい」がやってきます。
後部座席にも付いているので、子供や家族が自分でシートの温度を調整できます。「後ろ寒い」「後ろ暑い」と言われなくなったので、長距離ドライブのときには特に助かっています。

毎日使うかというと、そうでもありません。ただ「あって当然」の装備になっています。ないと思うとちょっと困るかも。これは体感でしか説明できないし、乗って使ってみないとわからない快適さだと思います。

もうすぐ1年、改めて思うこと

「つけてよかった装備」を振り返ると、共通点があります。どれも、乗る前から乗り終えるまでの時間の「質」を上げてくれる装備だということです。走行性能とは別に、毎回の乗り降りや、車内で過ごし方で、細かいストレスを取り除いてくれます。アルファードはもともと空間が広く、静粛性も高い。そこにこういった装備が加わることで、クルマg移動手段ではなく、家族で過ごす空間になっていく感覚があります。

「後戻りできない」というのは大げさではありません。次にクルマを選ぶとき、これらの装備がない選択肢は、たぶん候補に入らないと思います。

取材・文/SYURI
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