DINING
2026.01.05
たまプラーザまで麺を食べに行く! 鷺沼駅からひと駅歩いて辿り着いた「黒龍」のビャンビャン麺とは
渋谷駅から約30分。東急田園都市線の鷺沼駅で降り、東名高速や國學院大學たまプラーザキャンパス周辺を歩いて向かった先は、中華料理「黒龍」。ちょっと遠回りして、幅4cm超の極太麺が印象的なビャンビャン麺を食べに行きました。
初めて降りた鷺沼駅からたまプラーザ駅まで歩いてみる
渋谷駅から約30分、たまプラーザ駅に向かう途中で、あえて一駅手前の鷺沼駅で電車を降りました。鷺沼駅は名前こそ知っていたものの、今まで降りたことなく、どんな街なのかも正直なところよく分かっていませんでした。
今日は天気の良い平日なので、時間に追われる予定もなかったことから、散歩を楽しんでみました。
今日は天気の良い平日なので、時間に追われる予定もなかったことから、散歩を楽しんでみました。
鷺沼駅北改札を出て、住宅街を散歩
鷺沼駅の北改札を出ると、まず目に入ったのはマンションの多さ。駅前から歩くと静かで落ち着いた住宅街という印象です。空が高く、歩き出すには申し分のない天気の中、線路を横目に見ながら進むと、電車が行き交う音が聞こえてきます。都心では意識しなくなった音ですが、この距離感だと不思議と心地よく感じられます。
歩き始めてしばらくすると、川崎市立鷺沼小学校や鷺沼公園があり、保育園の子どもたちが散歩している様子が見えました。ここまででおよそ18分ほど。少し汗ばむくらいの距離です。
東名高速道路のトンネルをくぐると、街のスケールが切り替わる
さらに進むと、頭上に東名高速道路が通るトンネルに差し掛かります。クルマが流れる音が上から響き、視界が一瞬狭まることで、街のスケールが切り替わる感覚も。
トンネルを歩くと、高速道路の道幅が意外とあるのだなと感じます。トンネルを抜けると再び空が開け、街の表情が少しずつ変わっていきます。
國學院大學たまプラーザキャンパス周辺へ
トンネルから國學院大學たまプラーザキャンパスまでは、さらに歩きで7分ほど。学生の姿が増え、街に若い活気を感じます。騒がしさはなく、住宅街とも自然につながっているので、たまプラーザという街が、生活しやすそうな街だなと実感できました。
たまプラーザ駅に到着、そして商店街の一角へ
國學院大學からたまプラーザ駅までは約4分。駅周辺に近づくにつれて、街並みは整い、歩道や商店街からはこの街らしい落ち着きが感じられます。慌ただしさはなく、どことなく時間に余裕のありそうな人が多い印象でした。
そこからさらに歩いて約3分。商店街の一角にある家庭的な老舗中華料理店「黒龍」に辿り着きました。
中華料理「黒龍」に着いて「黒のビャンビャン麺」を注文
商店街の一角にある黒龍は、店が2階にありますが、まずは路面の看板が目に入ります。看板を確認してから建物の外に設けられた階段へ向かいました。
螺旋階段になっている外階段を上がると、
入口のまわりにはいくつもの壺が置かれていて、店に入る前からどこか異国の気配が漂っていました。いかにも昔ながらの中華料理店らしい佇まいで、初めてでも入りづらさはありません。
OPENの札が下がる扉の前に立つと、商店街の喧騒から少し離れた、落ち着いた空気が流れているのを感じます。
店内に入ると、注文はスマホのQRコードから行うスタイルでした。レトロな店内の雰囲気とは対照的に、オーダー方法は今どきで、そのギャップもこの店らしさなのかも。
黒龍で注文したのは、名物の「黒のビャンビャン麺」です。
黒龍で注文したのは、名物の「黒のビャンビャン麺」です。
価格は1290円ですが、店内のQRコードからスマホで注文しようとしたところ、単品メニューが見当たりません。そこで店の方を呼んで確認すると、スープ・サラダ・杏仁豆腐が付いた1340円のランチセットになると案内され、そのまま口頭で注文しました。
想像以上に太い、幅広の極太麺
運ばれてきたビャンビャン麺を見て、まず驚かされたのは麺の太さ。幅は4cm以上あり、一般的な麺の感覚とはまったく異なります。
メニューには、幅広の極太麺を手打ちする際に「ベチッ」という音が鳴ることから、ビャンビャン麺と呼ばれるようになったと書かれていました。
メニューには、幅広の極太麺を手打ちする際に「ベチッ」という音が鳴ることから、ビャンビャン麺と呼ばれるようになったと書かれていました。
ランチセットとして添えられていたのは、ポテトサラダ、卵とわかめのスープ、そしてオレンジがのった杏仁豆腐で、どれも主張しすぎることはなく、主役である麺を引き立ててくれる落ち着いた副菜でした。いかにも昔ながらの中華料理店らしい安心感があります。
ビャンビャン麺は、一晩発酵させた国産の強力粉を使って作られているのだそう。実際に口にすると、もちもちとした弾力があり、小麦の存在感がしっかり伝わってきます。
具材は、豆もやしとニラ、そして肉というシンプルな構成ですが、幅広麺との相性は良く、噛みしめるほどに満足感が増していきます。すすって食べるというよりも、噛みしめながら味わう一杯です。
歩いてきた時間を、きちんと回収してくれる一杯
鷺沼駅から歩いてきた身体に、このビャンビャン麺の力強さが素直に染み込みます。派手な演出はありませんが、「この一杯のために歩いてきた」と思える納得感がありました。黒龍のビャンビャン麺は、移動や街歩きを含めた時間の締めくくりとして、ちょうど良いかも。
食後に残ったのは、うまく時間を使えたという感覚
食事を終えて店を出ると、満腹感よりも「うまく時間を使えた」という感覚が残りました。麺を食べることは確かに目的でしたが、そこに至るまでの街の空気感が加わると、この街で食べた体験が記憶として残ります。慌ただしさから少し距離を置きたい平日に、こんな過ごし方も良いのではないでしょうか。
黒龍
所在地/神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-16-1 グロープラザビル 2F
取材・文/SYURI
黒龍
所在地/神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-16-1 グロープラザビル 2F
取材・文/SYURI





















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