ドリアなの?ドリアじゃないの?ドミノピザの新作メニュー「ピザライスボウル」を食べてみた!
意気込んでみたものの、すでに公式が「ドリアか、ドリアじゃないか」のアンケートを実施。その結果は……約1.5倍の大差でドリア派が勝利! いやいや、誕生ストーリーの動画まで作る力の入れようなのに、そんなまさか。きっと新しすぎて、まだピザライスボウルの実力をみんなが理解できていないだけに違いありません。
気を取り直して実食といきましょう。今回買ってきたのは全7種中の4種類。1週間毎日違う味を食べられる豊富なラインアップが嬉しいですね。
ピザライスボウルはピザと同じように箱入りで、のぞき窓から中身が見えるようになっています。この時点では完全にピザ。RICEと書いていようが、ご飯とは思えないビジュアルです。
真上から見てもまだ印象は変わらず。むしろ小さなピザっぽい。器は高さ2cm、内径15cmほど。
手づかみで食べられないためか、フォークが付属しています。外で不意に食べたくなった時も安心です。
1皿目:ピザライスボウル ドミノ・デラックス
1皿目は先程から観察していたドミノ・デラックスをチョイス。“The ピザ”ないでたち。蓋を開けた時にマッシュルームが香ってきて、さらにピザ感が。
しかしスプーンですくうと、底にはライス。これは……思っていたより全然ドリアじゃない! 想像していたよりピザっぽさが勝ります。おそらくピザソースの影響なのですが、ホワイトソースが入っていないのが一因かも。変わり種のタコライスか、ピザ生地をご飯に変えたものか……とにかく全くドリアではありません。
一番の違いはバター風味のライス。かなりしょっぱいので、間違ってもドリアとは思わないはず。具は他にオニオン、ピーマン、ペパロニ、イタリアンソーセージが入っていて、特にイタリアンソーセージが、このライスとの相性抜群でした。
2皿目:ピザライスボウル 炭火焼チキテリ
2皿目は一番ご飯に合いそうだと思った炭火焼チキテリ。見てください、このテリを……もちろん写真は無加工です。案の定、食べてみたら良い意味で「悪い味」。カロリーを食う、とはこのことでしょう。
もちろんドリア感は皆無。あま~いテリヤキソースがバターライスと相まって、最高にジャンキーな味でした! ピザソースとの相性は良くも悪くもありません。個人的にアルミ皿の金属っぽい風味が一番マッチしていたと思います。ジャンク度が高いからでしょうか……?
3皿目:ピザライスボウル 5種のチーズ
5種のチーズはドリアっぽい見た目を買って選びました。その甲斐(?)あって、ドリアっぽさはピカいち! ピザソースの代わりにホワイトソースが入っているので、紛うことなくドリアです。意外だったのが、一番しょっぱいという点。バターの量が他より多いのかもしれません。
入っているのはイタリア産ボッコンチーニ、北海道カマンベール、パルメザンチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ。食べるまでは分かりにくいのですが、場所ごとに味の違いがしっかりと感じられました。画像のように面白いほど伸びるので、気になる方はお試しあれ!
4皿目:ピザライスボウル 炭火焼チキテリ
日本のピザを語る上で外せないのが炭火系。先のチキテリよりも炭火を感じられそうだと感じて、ラストに炭火焼ビーフを持ってきました。
予想通りチキテリの数倍の炭火の香り。そして見ての通り、肉の脂がすごいです。他と同じくモッツァレラチーズが土台にあるものの、完全にピザでもドリアでもない、新種の丼といっても過言ではないでしょう。肉が、とにかく、美味しい。それに尽きます。ご飯との相性が一番良かったので、ある意味これがチャンピオンかもしれません。
ピザライスボウルはドリア……じゃない!
白状すると、私自身「絶対ドリアでしょ」という心持ちで調査に取り掛かりました。しかし……これはドリアではないと、ここに宣言します! 考えてみれば、具からしてドリアのはずがありません。今回食べなかった「シーフード・スペシャル」「高麗カルビ」「ガーリック・マスター」でもそれは同じこと。そもそもドリアかドリアではないかなど、この美味しさの前には些細な問題なのですから。
●ドミノ・ピザ ジャパン
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