LIFE
2024.12.02
ガイドブックには載っていないカリフォルニア ロード・トリップ③ナパバレーでワイン編
カリフォルニアのハイウェイ128号線沿いに、クルマで旅をしてきました。まだガイドブックには載っていない場所を探すドライブ。今回はウィンターズをベースに、カリフォルニアならではの自然とテイスティングを楽しみます。
ウィンターズを起点にカリフォルニアを東西に動く
この日は広大なぶどう園、伝統的なワイナリー、ラグジュアリーなレストランと、少し距離を走ります。最後は次の宿となるカストリガへと移動しました。
ガイドブックには載っていないカリフォルニア ロード・トリップ②はちみつとワイン編
https://maduro-online.jp/life/20638
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ナパバレーのぶどう畑からワインは始まる
昨晩ワインとパエリアを堪能したBerryessa Gap’s Vineyardsは、マルティネス ファミリー オーチャードという広大なぶどう園を営んでいて、ここではカリフォルニアワインの一大産地であるナパバレーで接ぎ木を行うプログラムを50年ほど続けているということです。
丁寧なぶどう作りがワインには欠かせない。連綿と続くカリフォルニアワインのブランドは、非常に真面目で熱心なファーマーが育てていることが分かりました。
さらに、その広大さとフォードトラックに目を奪われ、若干話を聞きそびれた筆者。それにしても印象深い風景は、これぞカリフォルニアという農地に佇みます。それにしても、広大なぶどう畑、これぞカリフォルニアなんだなと感激しきり。
さらに、その広大さとフォードトラックに目を奪われ、若干話を聞きそびれた筆者。それにしても印象深い風景は、これぞカリフォルニアという農地に佇みます。それにしても、広大なぶどう畑、これぞカリフォルニアなんだなと感激しきり。
突如現れる19世紀のハウス Beringer Vineyards
ナパバレーの象徴ともいえる「Beringer Vineyards」は1876 年に設立。ナパバレーで最も長く営業を続けているワイナリーとしてだけでなく、19世紀の堂々とした建築と緑豊かな庭園に恵まれカリフォルニアのワインカントリーで最も美しい土地の1つであるとも。
ちなみにベリンジャー ワイナリーは1967 年、カリフォルニアの歴史にとって重要な意味を持つとして州の歴史的建造物に指定され、1972年にはライン ハウスが国家歴史登録財に登録されています。
ちなみにベリンジャー ワイナリーは1967 年、カリフォルニアの歴史にとって重要な意味を持つとして州の歴史的建造物に指定され、1972年にはライン ハウスが国家歴史登録財に登録されています。
ここはさすがにワインで有名なナパバレーの中でも特別なようで、多くの観光客が訪れていました。このお城のようなハウスの中を回るだけでも楽しめます。
もちろんテイスティングも楽しめます。ワインとのマッチングが絶妙な手前のスナックは、揚げ物や角煮が私の舌にも美味しくて驚きでした。
フォーシーズンが手掛けるElusa Winery 、TRUSS Restaurant & Bar
ナパバレーの最北端、カリストガに移動。ここでは日本でもおなじみ、フォーシーズンズホテルズ・アンド・リゾーツが手掛けるワイナリー「Elusa Winery」と、高級レストラン「TRUSS Restaurant & Bar」があります。ワイナリーとレストランが併設されていて、同時に楽しめます。
地下に入ると、グっと温度が下がるのを肌で感じます。無数の樽が眠る貯蔵庫は、比較的コンパクトな印象ながらギッシリ。
このワイナリーから半径4マイル以内のぶどう園で丁寧に作られ、小ロットで生産・出荷されている高級ワインとして流通するそう。
このワイナリーから半径4マイル以内のぶどう園で丁寧に作られ、小ロットで生産・出荷されている高級ワインとして流通するそう。
もちろんここでもテイスティングできます。その後は隣にあるレストランへ。
ナパバレーの広大なぶどう畑を切り裂くように移動してきた中に、忽然と現れるレストラン。高級リゾートホテルが手掛けるだけあってシックなレストラン。カリフォルニアには自然と高級リゾートがまさに同居していることを実感します。
この高級ダイニングをカジュアルの楽しむのがカリフォルニア流。Tシャツとパーカでも全然浮いていませんでした。私たちは陽が落ちてゆくナパバレーを見下ろす外のテラスでワインと食事をしながら、一時日本のフォーシーズンズホテルにも赴任していたPR ディレクター、Krisztina Ilosfaiさんと話をしていました。
ちなみに前菜はこんな感じ。マグロ、生ハム、ナッツ、はちみつなど、ワインとよく合う品良いメニューに最高の気分を味わえました。
ミッドセンチュリーの面影を残すDr. Wilkinson's
カリストガにあるホテル「Dr. Wilkinson's Backyard Resort & Mineral Springs」にチェックイン。このワインカントリーの元祖ウェルネスリゾートで、1952 年に開業した泥風呂が有名なのだそう。
ホテルの象徴として1952年型ビュイックが目を惹きつけます。
もちろんホテルは現代の旅行者向けに再設計されていて、温水プールなどは今でも欠かせないスパ体験の一つ。客室とコテージは新鮮でモダンでありながら、天然木、ポップなスタイル、レトロな魅力が特徴で懐かしさも感じられますよ。
ホテルの象徴として1952年型ビュイックが目を惹きつけます。
もちろんホテルは現代の旅行者向けに再設計されていて、温水プールなどは今でも欠かせないスパ体験の一つ。客室とコテージは新鮮でモダンでありながら、天然木、ポップなスタイル、レトロな魅力が特徴で懐かしさも感じられますよ。
カリフォルニア観光局
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取材・文/垣野雅史