MADURO STYLEの家創り第46回「祝!ついに第1号の注文住宅が浜松に完成その②」
ファミリーディスタンスともいう
ニューノーマル時代の家の在り方
「MADURO STYLEの象徴がイタリアから直輸入した塗り壁のユーロスタッコ。この職人の手作業で仕上げる塗り壁は、ちょっとアーティスティックなアクセントウォールなので、通常はリビングなど人目につく空間でインテリア的な壁として使いますが、Aさん邸ではトイレと2階の寝室、ウォークインクローゼットなど、あえて表に出ない空間に使いました。ホテルライクな暮らしを望まれていたAさんご夫婦にとって、皆が集まる空間よりも、1人になるプライベート空間でユーロスタッコの塗り壁を使った方が、より外資系高級ホテルのようなラグジュアリー空間を叶えられると思いました。奥さまが参考資料として持ってきてくださったトイレのイメージ画像だけでも相当な数がありました。高級感と洗練された外資系ホテルの雰囲気をとても大事に考えられていました。また、家の中の一番の主役であるリビングダイニングにはユーロスタッコを使いませんでした。理由はすぐ裏隣りにアパートが建っているために、リビングダイニングに南向きの大きな窓を作れなかったからです。その分、リビングダイニングに十分な明るさを取り入れるには、ユーロスタッコの塗り壁よりもレフ板効果の高い真っ白な塗り壁のほうが適していたのです。プライバシーを保つために外からの視線を遮断しつつも、ダイニング横にある光がたっぷり差し込むパティオと、リビングの吹き抜け仕様との相乗効果により、夕方まで電気いらずの明るいリビングダイニングに仕上がりました」と久保代表。
「あと印象深かったのが、ご夫婦の程良い距離感で、その象徴ともいえるのが、2階の間取りです。子供の寝室、奥さまの寝室、ご主人の寝室…と最初の打合せ段階から別々に設定されておりました。ご夫婦の趣味や好みが反映された寝室です。夫婦一緒の寝室ではなくて、最初から夫婦別々に寝室を創るのは、とても良いと思います。新型コロナ感染の影響でリモートワークが一般化して、オンオフの境目がなくなっている中で、何かとお家で過ごす時間がとても多くてなりました。その中で、ソーシャルディスタンスならぬ、ファミリーディスタンスは、ストレスを軽減するために、とても重要です。高級ホテルライクな設計、友人を招いたりするリビングを通らずに玄関からそのまま2階のプライベート空間に上がれる設計を含めて、とにかく隅々にまでサステナブルな家族の幸せを考えた、STAY HOMEでなくLUXURY HOME! ニューノーマル時代の設計なんです」。
納得住宅工房代表取締役CEO
MADURO STYLE総合プロデューサー
久保 淳
1999年、納得住宅工房を設立。静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス3棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。
https://www.maduro-style.com
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