OUTDOOR
2026.09.19
【雨の車中泊対策】手持ちのタープとイレクターパイプでジムニーに「バックドアタープ」を構築してみた
何気ない雨の車中泊で、バックドアタープのアイデアを思いつき、実際に作成してみることに。思い付きを形にするために選んだのは、ベッドキット作成でも役に立ったイレクターパイプ。頭の中の設計図を機能的なアイテムに具現化することができるのか!?
雨の車中泊でバックドアタープのアイデアを思いつく
とある車中泊の夜。この日は湿度が高く、雨予報ではなかったのに霧雨が降っていました。車中泊ではタープを張ることがないので、このままではバックドアを開けると雨ざらしになってしまいます。そこで防水性のある敷物を横開きのバックドアに引っかけて庇(ひさし)のようなものを作成することを思いつきます。そのワクワクした気持ちから、本格的なバックドアタープシステムを作るすることに発展しました。
オリジナルベッドキットとタープシステムを組み合わせる
どうせならオリジナリティあるものにしたいので、自作して愛用しているベッドキットと組み合わせることに。プランはベッドの脚を支柱にして、タープを支えるポールを斜めに伸ばし、バックドアも利用してタープで庇(ひさし)を作る仕組みを考えました。ジョイント1つで120cmのポールを支えられるか心配ですが、とりあえず試してみます。
多彩なジョイントパーツで発想を形にしていく
この発想を実現してくれたのが、イレクターパイプの多彩なジョイントパーツ。使用したのは可変式のタイプで、タープを支えるポールを接続するのは、この金属製ジョイント(上画像)。接着剤を使用するプラスチック製と違い、金属製は六角レンチで締めて好きな角度で固定できるタイプですが、今回の設計ではややホールド力不足かも。そこで、筋交いとなるポールを入れて安定感を増すことにしました。
筋交いを入れた結果、かなり良い感じに設置できそう。バックドアの高さに合わせてみると、ポールの長さが足りないため120cmから150cmに変えることにしました。長くなったポールでもしっかり支えてくれそうなので、ポール部分はこの形で決定して接着。
完成したタープポールはこのような感じ!筋交いの脚先にゴムキャップを付けてバンパーにグリップさせてタープポールを支持、タープポールの先のアジャスターにタープのループを引っ掛ける仕様になっています。荷重はバックドアに大きく掛かる設計なので、シンプルな構造でも耐えてくれるはず。ちなみにベッドの脚をポールに使用したので、使いわけるために再度1本作り直しています。
使用したポールの材料(各1つずつ)は以下の通り。
・パイプ150cm
・パイプ60cm
・メタルジョイント HJ-7
・ジョイント J-43SET
・アジャスター
・ゴムキャップ
以前購入した接着剤や六角レンチ、新規に作り直した脚は除くと、3000円以下で揃えることができました。
使用したポールの材料(各1つずつ)は以下の通り。
・パイプ150cm
・パイプ60cm
・メタルジョイント HJ-7
・ジョイント J-43SET
・アジャスター
・ゴムキャップ
以前購入した接着剤や六角レンチ、新規に作り直した脚は除くと、3000円以下で揃えることができました。
3×3m程度のタープならアジャストできる仕様に!
手持ちの3×2.4mの「Rab シルタープ2」という軽量なタープを設置してみたところかなり良い感じに! 力が分散しているためかポールにそこまで荷重がかからず、張りのある状態でタープを設置できたと思います。もっと重いタープでも大丈夫そう。
固定は耐荷重5㎏のネオジム磁石フック×3を使用して車体に固定するだけ。画像のバックドア部分とタープを広げた先のフロント部分に2つといったところで、固定した感じバックドア部分のみでも十分固定できている印象です。
使っている人が多そうなDDタープでも試したところ、全く問題なく設置できました。3×3mのタープならほぼ対応できるシステムとなっているので、これならいろいろな人が試せるのではと思います。実際の使用は頑丈そうなDDタープをメインに組み合わせていこうと思います。
タープで車体が覆われるので後部座席からも出入り可能なカスタムに
DDタープを被せた際に車体の半分を覆ってしまったため、左右のドアから出れなくなるのでは? という懸念があったため、バックドアを内側から開けられるようにすることにしました。以前にバックドアのハンドル修理を行っているので、仕組みは大体理解しています。手前のアームが下がり、奥のバネが上に引っ張られると、ラッチが動きドアが開きます。なので、アームの接続部に紐をかけて下に引くことで同様の動きができるようにしました。作業時間は2~3分でとても簡単。
カバーのねじを2つだけ閉めて、紐の動きを邪魔しないようにしたら、すべての作業が完了! 雨の夜に考えていたことが形になり、とても充実した気分。やはりイレクターパイプを使った物作りはとても楽しい。早くこのタープシステムを実際に車中泊でテストしてみたいと思います。
取材・文/田中一馬





















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