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【日帰りドライブ】館山には大水槽がある! “渚の駅”たてやまが面白い

【日帰りドライブ】館山には大水槽がある! “渚の駅”たてやまが面白い

千葉県館山市、館山湾沿いにある「“渚の駅”たてやま」で迫力の大水槽を体感。群れ泳ぐ魚と、磯場水槽の仕掛けに家族で夢中になってきました。ドライブ先で非日常に出会うならここは良いかも。

神奈川から約1時間半のドライブ先にある“渚の駅”たてやまとは?

神奈川からクルマでおよそ1時間半、週末の家族ドライブで千葉県館山市にある「“渚の駅”たてやま」を訪れました。

館山にはこれまで何度か訪れていますが、この施設に入るのは初めて。大きな水槽があると聞いていたので、どんなところなのかと興味深々。
到着すると海へとまっすぐ伸びる桟橋と展望デッキが目をひきます。この日は潮風が強く先端までは行けませんでしたが、目の前に広がる景色は開放感たっぷりでした。
昼間はその水平線が見える景色に圧倒されますが、夕暮れの時間になると海と空がオレンジに染まる瞬間を一望できそう。少し遅め時間のドライブなら夕景も見てみたいですね。

目当ての大水槽を見に海辺の広場へ

“渚の駅”たてやまにはいくつかの施設があり、その中のひとつ「海辺の広場」へ足を踏み入れました。

そこでまず目に飛び込んできたのが、館山湾の豊かな自然を再現した大水槽。想像していた以上のスケール感に、思わず足が止まります。大きな水槽を前に、しばらく見入ってしまいました。
特に印象的だったのが、約40㎥の「磯場の水槽」。透明なガラス越しに群れ泳ぐ魚たちは、まるで海中をそのまま切り取ってきたかのよう。サメやメジナ、イシダイといった館山湾でおなじみの魚が、群れで動いたり個体でふっと進路を変えたりする姿は迫力満点。

普段は釣りや料理でしか触れることのない魚たち。自然な動きを目の前で見られるのは新鮮な体験でした。
ここでは潮の干満も人工的に再現されていて、干潮で浅瀬に取り残された小さな生き物の姿まで観察できます。

子供と一緒に「ここにサメがいる!」「小さな魚が岩陰に隠れてる!」と声を上げながら、潮溜まりをのぞき込めば、ちょっとした探検気分。単なる展示ではなく、生きた海のリズムを体感できました。
館内には触って学べる体験コーナーも。サメ肌に実際に触れてザラつきを確かめたり、巨大なタカアシガニや色とりどりの貝殻を間近で観察したりと、子供だけでなく大人も思わず夢中になっています。

実際に触ると「海を体感する」というコンセプトがそのまま伝わってきて、家族で楽しく過ごせましたよ。
大水槽があるというのは聞いていたけど、ここまで本格的な海の世界に浸れるとは。家族連れはもちろん、ドライブの目的地としても十分おすすめできるスポットだと思います。

帰りの車内でも「また来たいね」という会話が自然に出てくるほど印象的でした。

さかなクンギャラリーや博物館も散策

大水槽を楽しんだあとは、名誉駅長を務めるさかなクンに関連する展示やグッズコーナーへ。子供が喜ぶ内容が多く、ちょっとしたお土産探しにもぴったり。
さらに「渚の博物館」では、万祝や漁船など房総の海文化の展示も。当時の暮らしに思いを巡らせると、海とともに生きてきた人々の姿がより身近に感じられました。

館山に行ったらおすすめ!びわソフトでひと休み

人気のびわソフトを味わうために、ひと休み。館内の「海のマルシェたてやま」で買いました。びわ特有の爽やかな甘さが口いっぱいに広がり、濃厚なのに後味はすっきり。
潮風に吹かれて火照った体にひんやりと染み渡り、まさにドライブの合間のご褒美でした。みんな夢中で食べ進め、思わず「もうひとつ頼もうか」と話したほど。これは館山に来たら外せない一品です。

大水槽には訪れてみたほうが良いかも

“渚の駅”たてやまは、思わず時間を忘れてしまう非日常スポットでした。特に大水槽の迫力は実際に訪れてみてほしい魅力があります。次に行くとしたら、夕暮れのデッキからの眺めもあわせて楽しみたいですね。

“渚の駅”たてやま
所在地/千葉県館山市館山1564-1
利用時間/9:00~16:45

取材・文/SYURI
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