[CAR]クルマ大好きエンスーパパに!新アコードの4つの魅力を編集長がリコメンド
このクルマの気になるポイントは4つ。まずは今回が10代目ということ。もはやどの世代も一度は憧れたモデルと言えます。それから2つ目はホンダの提案するハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」。冷静に考えるとすごい。3つ目は“走り”。プラットフォームから新開発したことでホンダらしさを感じます。やっぱここはこだわり強そうです。そして4つ目はデザイン。セダンボディなのに二度見してしまう新鮮さがあります。
では10代目となるその足跡ですが、初めて出たのは3ドアハッチバックですが、その後4ドアセダンが追加されました。CVCCエンジンが話題でしたよね。そしてバブル期はリトラクタブルヘッドライトの3代目がヒット、それを受け継いだ4代目はアコード、アスコット、アコード・インスパイア、ビガーの4モデルがラインナップされ人気を集めました。個人的には7代目のホンダらしいハンドリングが印象的でしたね。で、今回の10代目ですが、この間世界で累計2000万台を販売してきました。ここ数年はSUV全盛ですが、その流れの中でもしっかり人気を持っているのは恐れ入ります。ある意味日本の宝です。
その新型の目玉は“e:HEV”と呼ばれる独自の2モーターハイブリッドシステム。それまでの“i-MMD”を進化されたこいつはかなりの優れもので、2リッター直4ガソリンエンジンを積みながらほとんどの走行領域をモーターで走らせます。実際に運転してみてもそれは明白で、おもしろいほどEV走行しました。しかも力強く。要するにガソリンエンジンは基本的に充電用なんですね。ただ、ハイブリッド車が苦手とする高速道路ではガソリンエンジンも駆動に参加します。それもモーターがアシストするのですから、走りに不満なし。どの速度域からでも気持ち良く加速します。それでいて諸元表によると燃費はJC08モードで30km/L、WLTCで22.8km/L。このサイズのセダンということを鑑みると異次元ですね。
でもってそのパワートレーンを受け止める新開発のプラットフォームがすごい。軽量&高剛性を実現したことで、かなり軽快なハンドリングと身のこなしを見せます。ワインディングでは二回りくらい小さなサイズに感じるくらい。ここにホンダらしさ、つまりスポーティさがあります。走りでこのクルマを選んでも問題ありません。
最後にスタイリングですが、これもご覧のようにメッセージ性を強く感じます。保守的なスリーボックスセダンでもこれだけ未来的にデザインできるんですね。きっとデザイナーはセダンの概念を覆すのに没頭したことでしょう。そしてそれを見事成し遂げた。アピールポイントにはボンネットの低さも挙げられます。ドライバーズシートに座ると感じますが、スポーティさが強調されます。どこかレーシーな趣がホンダイズムってところですかね…。
なんて感じで色々と綴りましたが、これが新型アコードのファーストインプレッション。ワンセンテンスで言うと「最新技術を積んだ走れるセダン」ってところです。クルマ大好きエンスージアストの方々にはササるかと。次はセダンをファミリーカーにとお考えの皆さま、アコードをショッピングリストに入れてみてはいかがです?
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