好感度大のパパになれる!“ヌーディーフレーム”とは?
ファッションと同じく、アイウエアのトレンドも移り変わっています。
今、大人の目元には主張よりもさり気なさが必要だと思う次第。これ見よがしな〝着けてる感〞はちょいと野暮かと。今どきは、腕も目元も品と親和性が求められているのです。
そこで、日本人の肌色に馴染みやすいベージュをはじめとした〝ヌーディーフレーム〞をリコメンドします。その効果効能は、主張控えめながら柔和な印象が得られる点。そもそもメガネは視力矯正と同時に、顔に立体感をもたせたり、のっぺりとした表情のアクセントになったり、さらには目尻に見られがちなシミやシワを覆い隠したりと、ありがたい付随効果も。
これらの恩恵はそのままに、優しく知的なパパ像を演出できるなんてまさに願ったりかなったりじゃないですか。これすなわち、大人の男性に唯一許されたメイクアップアイテムのようなもの。
GLCO[ジーエルシーオー]
3サイズ展開な上、クリップオンも装着可能
華奢なトレンドのオーソリティたる西海岸ブランドのファーストコレクション、「ハンプトン」のテンプルをメタルに切り替えたコンビモデル。大理石のようなマーブルカラーは、目元のシミをカモフラージュしてくれる付随効果も。
MYKITA[マイキータ]
垂れ目がちな目尻で柔和なパパに大変身!
とりわけ軽く細身に作られた、ライトシリーズのコンビボストン「タリーニ」。丸みを帯びたフロントシェイプは無論、小さく丸い鼻パッドまでクリアブラウンアセテートを採用。シャンパンゴールドのテンプルまで肌に馴染みます。
STEADY[ステディ]
トレンド要素、全部のせ!
メガネの産地福井県鯖江で長いキャリアを積んだデザイナーが手掛ける純国産ブランド、ステディ。そのコンビ仕様のボストンは、華奢なリムラインとアンティークゴールドのモダンレステンプルにより洗練された雰囲気ムンムン。目尻の落ち感も柔和なパパ好みです。
alain mikli[アラン ミクリ]
シャープな目元も色味でまろやかに
アラン ミクリのアイウエアが彩り豊かなのは、「見るための、そして見られるための眼鏡」というコンセプトに基づいているから。「5015」も例に漏れず、笹柄のグレーグラデーションがモダンで流麗。バネ蝶番テンプルは健在、使い勝手も申し分ナシ。
Lunor[ルノア]
表裏ともにヌーディーです
スクエアなウェリントンでも、ドイツの名門ルノア の「A5」は目尻が自然に下がっているためおカタい印象を与えません。加えて表がブラウンのべっ甲調、裏地がクリーム色の淡くさり気ない2トーンゆえ、抜群の顔馴染みをお約束します。
LINDBERG[リンドバーグ]
夏まで涼しげなクリアも狙い目
今季トレンドのクリアフレームも、主張を抑える一手。中でもデンマークが生んだリンドバーグの「n.o.w.」は、華奢な楕円シェイプやケーブルテンプルのコンビネーションにより軽快にしてまろやか。実際の重量がすこぶる軽いのも嬉しいアドバンテージです。
ただ、ひとくちにヌーディーといってもそのアプローチは多様ゆえ、ここで紹介した6本を軒並みお試しいただきたく。女性にとってのファンデーション同様、自分の顔にバシッと馴染む一本が必ずや見つかるに違いありませんから。