[ライフ]小橋賢児の子育てパパ日記連載第2回「息子と子育て先進国のフィンランドへ」
前回の記事 ( https://maduro-online.jp/578 ) で一生涯を共にする息子こそ、同士であり、友であり、一番の親友 "My Best Friend" であるとお伝えしました。
子供が入れないレストランが少ないフィンランド
そんな息子との初海外が夏のフィンランドでした。なぜフィンランドだったのかというと、2018年の幸福度ランキング1位の国ということが示しているように、人がみな暖かくて優雅に過ごしているんです。その優雅さを見ていると、せかせか急いで過ごしている日本人である自分自身が恥ずかしく思えてくるくらい(笑)。そんな環境が子供にいいのではないかと思っています。しかもフィンランドは日本と違って星がついているレストランでもほとんどが子供OKな店ばかり。たとえ子供が泣いてしまっても、泣かせた店側がいけないというスタンス。
自然が多いから子供が色々な体験ができる
子供を優先したスタンスは教育方針にも表れています。フィンランドでは宿題がなく、学校後は思いっきり自然と遊んで色々な体験をして、人間力を高める。しかもその自然がフィンランドにはたくさんあるから、めいいっぱい遊んで色々なことを吸収できる環境なんです。この考え、"自然に触れてこそ子供は育つ" という僕の子育て論とまったく同じだったんです。
それと実は直行便があって乗り換えなしの9時間で着くというのもポイント。これってハワイに行くのとあまり変わらないんです。たしかにハワイもいいんですが、日本人が多いので、僕としてはできるだけ、日本を感じないものに触れさせたいという思いもあるので。あとは僕が大のサウナ好きというのも実は大きいんですが(笑)。
小橋賢児 こはしけんじ
1979年8月19日生まれ。東京都出身。8才で芸能界デビュー、以後数々のドラマや映画、舞台に出演するも2007年に俳優活動を休業。その後世界中を旅しながらインスパイアを受け映画やイベント製作を始める。2012年、長編映画「DON''T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ アワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW 受賞。また『ULTRAJAPAN』のクリエイティブ・ディレクターや『STAR ISLAND』の総合プロデューサーを歴任し、世界規模のイベントや都市開発などの企画運営にも携わる。