【思い出づくり】3歳児と出場できるはだの丹沢水無川マラソン大会「まめっこの部」体験

「未就学児を育てる親もイベントに行きたい」。近年はそうしたイベントの1つにマラソン大会があるようです。そこで「はだの丹沢水無川マラソン大会」の未就学児が参加できる「まめっこの部」に参加してきました。　

親子で楽しめる「まめっこの部」とは？

神奈川県秦野市で毎年開催されている「はだの丹沢水無川マラソン大会」。この大会は家族で楽しめるマラソン大会として知られ、「まめっこの部」では保護者同伴で未就学児が走れるプランがあります。その距離、42.195m（キロではないメートル）。今年は130組260名の募集がありました。

ちなみに、ハーフマラソンや5kmの部も設けられているので、多くの市民ランナーが参加。この大会では大人から子どもまで幅広い世代が楽しめるのが特徴です。

親目線で見たマラソン大会の工夫

未就学児が保護者同伴で出場する「まめっこの部」は、子どもだけでなく親も一緒に楽しめる工夫が随所に。事前にゼッケンが自宅に届く仕組みのおかげで、当日はスムーズな受付が可能。

また、スタート地点までは親子一緒に移動するので、子どもが不安にならないように工夫されています。

参加料以上の参加賞がもらえた

まめっこの部の参加料は500円ですが、ご覧の通り500円以上の参加賞が！　筆者は今年3歳の娘と5歳の息子でエントリーして、合計1000円で出場。ミルキーの可愛い紙袋に入った参加賞を1つずついただきました。

当日の流れと会場の雰囲気

受付は10:00～11:00の間に済ませ、指定の場所に集合します。

集合場所から全員でスタート地点へ移動。スタート準備では年齢順に並び、一列に5組ずつ整列。会場には和やかな雰囲気に包まれていました。

スタート地点からは2歳までの子どもが先に走るので、3歳と5歳が走るのには少し待つ必要がありました。その間約10分ほど。歌を歌ったり、手遊びなどをしていました。

いざ42.195mの旅がスタート

スタート地点からの景色。42.195mは、小さな子どもたちにとっては意外と長い距離かもしれません。

スタートラインに立つと、1番に走り抜けるぞ！　と気合の入っている子どもたち。

「よーい、どん！」の合図とともに、子どもたちが一斉にスタート。全速力で駆け抜ける子や、途中で泣きながら親に抱っこされる子、それでも自分の足でゴールを目指す子など、さまざまなドラマが見られました。

もうすぐゴールだ！　3歳の娘は筆者と一緒に走り、5歳の息子は保護者なしでも走れるので、1人で走り抜けます。筆者の娘は途中で涙を流しながらも、イチョウに彩られたゴール地点へたどり着きました。

みんな走ったり歩いたりしながら、ゴールまでたどり着いていました。1歳や2歳の子どもたちは、保護者に抱っこされてゴールするパターンも。

ゴール後のご褒美がまた楽しい

ゴール地点では親子の達成感を共有できる貴重な体験が待っています。この日は「ペコちゃん」のお出迎えがあり、子どもたちが笑顔でフィニッシュできました。

さらに完走した子には「がんばりました」が刻まれたメダルと、

クッキーのお菓子が手渡されました。たくさんもらえて、わが子もご満悦。

他にも未就学児が参加できるマラソン大会を紹介！　

未就学児が参加できるマラソン大会は、走る楽しさを親子で共有できる貴重な機会。これから家族で参加できる大会もあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

パークらんマラソン in 国営昭和記念公園2025（東京都立川市）

開催日／2025年2月15日
開催地／国営昭和記念公園
エントリー／2025年1月31日 23:59まで
エントリー料／3600円　 ※公園入園料（450円）を含む
参加方法／未就学児は親子ペアの部門で参加可能
種目／親子ペア1km①親と子（小学生）
親子ペア1km②親と子（未就学児童）
スタート時間／14:31（制限時間10分）

親子で1kmを一緒に走るスタイルの大会で、子どもと一緒に走る楽しさを共有できます。国営昭和記念公園の広大な敷地を駆け抜ける経験は、家族の思い出に残ることでしょう。

第10回よろこびのまち久喜マラソン大会（埼玉県久喜市）

開催日／2025年3月23日
開催地／久喜市総合運動公園
エントリー／2025年1月13日まで
エントリー料／3500円
種目／1.5 km（未就学児（自力で走れる方）〜小学生 2 年生までとその保護者含む 2～3名
スタート時間／8:45

1.5kmという少し長い距離を、親子で力を合わせて走る大会です。自力で走れる未就学児が参加できるため、少し挑戦的な内容ですが、親子での協力が大切になるでしょう。