TOP / LIFE / [ライフ]内田朝陽の息子・自分そして家族連載第2回「自宅での音楽創作と家族のためのイタリアン」
[ライフ]内田朝陽の息子・自分そして家族連載第2回「自宅での音楽創作と家族のためのイタリアン」

[ライフ]内田朝陽の息子・自分そして家族連載第2回「自宅での音楽創作と家族のためのイタリアン」

先月、MADURO本誌(2019年4月号)で表紙&巻頭インタビュー登場を機に、連載がスタートした俳優・内田朝陽さん。今回から、いよいよ本格的に子育て報告と得意料理のレシピ披露がスタートします。

「シンセサイザーの僕、ボーカル山田孝之、ギター綾野 剛の俳優仲間3人で結成したバンド『THE XXXXXX』。去年11月にティザー映像をネットで公開して、ファーストシングル『Seeds』、セカンドシングル『Zealot』を次々と配信。そしてこの春、やっとアルバムをリリースすることができました!


今月の息子と自分


「自宅での音楽創作に息子も興味津々です!」


ファーストアルバムに向けていよいよ作業も大詰め!


4月5日にアルバムをリリースして、やることはまだ色々あります、が、とりあえずひと区切り。内容は、3人がそれぞれかっこいいと思ったことを集めて凝縮した感じ。本当にゼロから3人で作ってきたので感慨深いのですが、同時に燃え尽きた感じもします。なにせ、相当ケンカしましたからね…(笑)。


トラックメイクでは、僕がリーダー的役割を果たしましたけど、グループの中での3人のパワーバランスは均等。結成初期はぶつかり合いの毎日でした。でも、それを繰り返すうちに、次第に方向が定まってきました。役者の集まりだからすんなりとはいかないと思っていましたけど、これほどとは!


今年は初のライブ開催が決定。少しでも多く息子と一緒に過ごすために、自宅で音楽創作しているんですが、そのときは息子も曲に対しての意見を言ってきます。でも、その助言が結構音楽に反映されているんですよね(笑)」


内田朝陽 スタジオ作業


内田朝陽 スタジオ作業


内田朝陽 スタジオ作業
スタジオでは、まさしくこもりっきり。当初は歯車が噛み合わず、喧嘩が絶えなかったとか。「孝之と剛が2人で飲んでいた時に音楽の話がこじれ、勝手に解散宣言をされたこともありました(笑)。」
内田朝陽 レコーディング記念撮影
レコーディングの際の記念撮影。メタルコアバンドCrossfaithのドラマーTatsuさん。Coccoのプロデューサーとしても有名なベーシストの根岸孝旨さん。このふたりもレコーディングに参加しています。

内田朝陽 自宅作業


内田朝陽 自宅作業
自宅で作業する朝陽さん。お子さんも興味津々なようで「時折作業場に来ては、なにやら指示を出してきます(笑)」



今月の家族飯


「1度で3度美味しい家族のためのイタリアンです


内田朝陽 朝陽メシ




◆基本の「ラグーソース」


朝陽メシ ラグーソース


材料(4人分)
・にんじん…2本
・セロリ…2本
・新玉ねぎ…1個
・缶詰トマト…1缶
・トマトピューレ…大さじ3杯
・野菜ジュース…1缶
・牛豚合挽き肉…500g
・調味料(塩、コショウ、オリーブオイル、みりん)
作り方
(1) にんじん、玉ねぎ、セロリをみじん切りにする。
(2) オリーブオイルでにんにくを焦がさないように炒め、野菜のみじん切りを投入。
(3) 合挽き肉を入れて火が通ったら、缶詰、野菜ジュースを入れ10分ほど煮込み、パセリやセロリの葉っぱも刻んで入れる。
(4) トマトピューレと塩で味を調整。
(5) みりんを15ccほど入れコクと甘味を。マーマレードジャムを入れても。


家族用にアレンジ


①子供用にアレンジ「ラグーソースパスタ」


朝陽メシ ラグーソースパスタ
子供用は、ベースのラグーソースをそのまま使います。野菜の味を生かし余計な甘味や塩味を控えてはいますが、しっかりと味がついているので食も進みます。パセリなどを飾りに盛り付けてあげると、食事の際に野菜の話題に繋がりやすいとか。

②大人用にアレンジ「辛口ラグーソースパスタ」


朝陽メシ 辛口ラグーソースパスタ
大人用は、ラグーソースにニンニク半欠けらをみじん切りにして追加し、鷹の爪、コショウで辛さをプラス。さらに辛味を増すなら、チリソースなども。塩水で茹でたパスタは、湯を切らずにそのままソースと絡めます。仕上げにオリーブオイルをひと回しして完成。

③翌日用にアレンジ「ラグーソースグラタン」


朝陽メシ ラグーソースグラタン
翌日はオーブン用鍋にソースを移し、茹でたペンネやマカロニなどのショートパスタとモッツァレラチーズ、食感が退屈しないように、ざく切りした生玉ねぎを。250度に加熱しておいたオーブンに8分ほどチーズに焦げ目がつくまで焼きます。



パパもママも子供もみんなが美味しくて楽しい


「実は以前から僕のレシピをどこかで紹介したいとは思っていたんです。で、その記念すべき最初のメニューは、合挽き肉を使ったラグーソース。僕が実際に家庭でもよく作るメニューなのですが、その理由はラグーソースさえ作っておけば、アレンジで大人用と子供用に作り分けができます。さらに翌日には違うレシピで活用できるから。


ちなみに大人用と子供用と作り分ける理由は、子供にレシピを合わせると大抵パパとママにとっては物足りない味付けになるから。翌日分の料理を作っておくことで、僕が仕事に出かけていないランチで、ママの手間を省けるから。だって、家事や育児に仕事に大変なママなので、せめて料理くらいはしなきゃって思うんですよね。あと料理は毎日のことなので、特殊な食材は、使わないようにしています。男って料理するとき、ついつい材料とかにもこだわりがちなんですけどね(笑)。


内田朝陽 朝陽メシ


内田朝陽 朝陽メシ


ちなみに翌日用メニューは、家族が飽きないようにマカロニやショートパスタに変えて食感の変化をつけています。あと生にんじんスティックを添えてあげると、ママが喜んでくれるんです。息子も興味を持って手を伸ばすかもしれませんからね。ベースのラグーソース自体は、40分ほどで完成します。あまり細かいことは気にせず、その場の思いつきでチャチャッと作るのも、パパ飯の醍醐味ですね!


内田朝陽 朝陽メシ


内田朝陽 朝陽メシ


家族への心配りができてこそ、パパって言えるんだと思います」
 


内田朝陽さん


内田朝陽

1982年、東京都生まれ。2000年に開催された21世紀ムービースターオーディションで、グランプリを受賞。同年映画で俳優デビューし、数々の映画やテレビドラマ、舞台に出演。2014年には結婚。昨年には、山田孝之、綾野 剛とともに、音楽ユニット「THE XXXXXX」を結成した。

  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS