【大阪・天神橋筋商店街】日本一長い商店街、3丁目・4丁目をぶらりと歩いて見つけた掘り出し物とは？

前回の1・2丁目に続き、今回は天神橋筋商店街の中心部にあたる3丁目と4丁目をぶらり散歩してみました。洋食屋さんなどの飲食店が目につく中で、この辺りは骨董屋さんや古本屋さんもちらほら。また、大阪ならではの庶民的なたこ焼き屋さん、激安スーパーなどもあり、1・2丁目とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

天神橋商店街の中心部、これぞ「ザ・大阪」

3・4丁目界隈も、大阪ならではの賑やかなお店が目白押し。なかでも筆者が思わず足を止めたスポットをご紹介します。

掘り出し物が見つかるかも

3丁目に入ると古本屋さんが点々とあります。雑誌や文庫本、絵本などが所狭しと陳列されていて、たまに面白そうな本を見つけた時には少しテンションが上がります。

こちらの「駄楽屋書房」さんは漫画本から学術書まで幅広い品揃え。書棚をボーッと眺めていると、ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまいそうです。本好きにはたまらないお店ではないでしょうか。

多彩なジャンルのグルメが味わえる

3丁目で目立っていたのはこちらの居酒屋さん。「天満ガーデン」という複合施設の中にあります。大阪のシンボルのひとつ「ビリケンさん」と通天閣がイラストで描かれた看板が目印の「大阪満マル」の屋台居酒屋では、大阪グルメを代表する元祖串カツを食べることができます。

ほかにも「天満ガーデン」には、パーティーができるラウンジやジムなど多彩なジャンルのお店があり、商店街の中にいるようには思えないスポットです。

続いて目に留まった「グリル　らんぷ亭」。ハンバーグやオムライス、エビフライなど、昔ながらの懐かしい王道メニューが揃う洋食屋さんです。ボリュームがたっぷりあるにもかかわらずリーズナブルで、ファミリーやお子さま連れにも人気のお店です。

おすすめは大きなカツが乗ったトルコライス。旬なカキフライが乗ったトルコライスもあります。王道のハンバーグやエビフライにもそそられますが、玉子の上に乗った大胆なカツが思わず注文したくなる雰囲気を醸し出しています。

大阪に来たら絶対に外せないのが「たこ焼き」ですよね。府内でも上位にくるほど人気の「たこ焼き道楽わなか」のたこ焼き屋さんが好立地にお店を構えています。外はカリッと、中はトロッと、出汁の風味が広がる絶品のたこ焼きです。

定番のソースに加え、釜炊き塩や醤油味、大阪で人気のおやつ「たこせん」などもあって、メニューが豊富なのも魅力的。お店の外で焼いている演出が屋台のようでもあり、商店街に活気を与えています。

激安なお店現る！

以前にも「玉出」をご紹介しましたが、やはり相変わらずの輝きよう。「1円セール」が目玉の玉出はとにかく何でも激安です。まるでスーパーマーケットの遊園地のような、ギラギラした雰囲気と怒涛の激安アイテムが見どころです。

ついに掘り出し物を発見！

4丁目に近づくにつれてだんだんと激安ショップが現れ始めます。玉出に始まり、小物類や寝具など「え？この値段はアリなの？」という衝撃の価格もチラホラ。例えば、敷きパッドがなんと999円（税別）！　元の値札には6589円と記載されており、値引きの凄さにビックリです。

「本日の特売品」としてお店の外でワゴン売りされていましたが、とくに薄っぺらいという感じもなく、どちらかといえばふかふかで分厚い敷きパッドです。思い切って買ってみることにした筆者。その商品がこちらです。

アルミシート入りでいかにも暖かそうな感じが伝わってきます。ちなみに、自宅には数年前にニトリで購入した毛布の敷きパッドがあるのですが、それと同じかそれよりも少し分厚めで、ペラペラ感はまったくありません。さらに、約200×200cmというダブルの大きさも魅力的です。

そして、さらに歩いていくと「本革ベルト 500円」の文字。「本革なのに500円!?」とこれにも驚きはしましたが、慣れてきてしまったのか、衝撃度は先ほどよりは少なかったです。

天神橋筋商店街4丁目、おそるべし！　激安なお店を見ているだけでも楽しく、あわよくば掘り出し物を見つけられるので、宝探しのようでさらに楽しくなってきます。